どんなに
たくさんの
ものが
手に入っても
満足しない
この私
どんなに
たくさんの
ものが
手に入っても
満足しない
この私
どうにも
ならないことは
どうする
必要もない
晴れてよし
降ってよし
勝ってよし
負けてよし
『晴れてよし、降ってよし、いまを生きる』
生きている不思議
死んでいく不思議
花も風も街も
みんなおなじ
『いつも何度でも 』
人間は
いつまでも生きられないことを
知ったとき
今生きることの大切さが
分かってくる
因を外に求める限り
苦悩はなくならない
人間とは自ら苦悩を
生み出す生き物
『晴れてよし、降ってよし、いまを生きる』佛光寺
悲しみを
とおさないと
見せて
いただけない
世界がある
踏んでいた
地面に
気づいて
ハッとした
いつでも
ここが
スタート
ライン
迷惑かけない
かけたくない
世話にならない
なりたくない
そんなわが身は
生まれる時も
死ぬ時も
おまかせなのに
『晴れてよし、降ってよし、いまを生きる』佛光寺
幸せな人が感謝するのでない
感謝する人が幸せなのだ
相手を
鬼とみる人は
自分もまた
鬼である
曽我量深